955:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:38:31.65 ID:FuQNAG0mo
防がれた。
あの攻撃は今の佐天涙子にとって考えうる限りの最強の技だったが──。
──そんなこと想定の範囲内だった。
大天使は氷の翼を振るい、佐天涙子を薙ぎ払おうとするが
佐天涙子は左手を突き出し、透明な壁のようなものでその攻撃を凌ぐ。
ギィィィ!!とロシアの大地が両者の攻撃でひび割れていく。
この大天使を消滅させない限り、また世界は大混乱に陥ってしまう。
佐天「──そんなこと!!絶っっ対に!!させないんだから!!!」バサッ
先ほどの一転集中の羽毛による攻撃をしようと佐天涙子は六対の翼から羽毛を舞い上がらせる。
おびただしく舞い上がる羽毛の数は百や千をゆうに超えていた。
一万もの羽毛が舞い上がり──そして大天使へ凄まじい速度で降り注ぐ。
大天使「無 hgy 駄。理解不明──!?」
先ほどと同じように翼でガードをした大天使に異変があった。
この羽毛による攻撃は、先ほどと違う──?
ボツ、ボツ、と大天使の翼を食い破り佐天涙子の羽毛による攻撃が大天使の体へと突き刺さる。
佐天「あたしは触れたモノの時を止めることが出来る……」
佐天「空間だってそう……、だけどあたしの体から離れちゃえば効果は無くなっちゃう」
佐天「──だから、羽毛の一つ一つに小さく空間を止めて張り付かせた!!」
佐天「これが、あたしの……全っ力、全っっっ開だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
羽毛による攻撃で世界が白く染まっていく。
ズドドドド!!という音も一緒に白い光は全てを包み込んで。
大天使の大咆哮をもかき消して、ただ白く。
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