957:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:40:49.14 ID:FuQNAG0mo
出血を抑えるために傷口をふさいでた左手を自らの意思で離す。
同時にボン!!という爆音が炸裂し、噴出す血が透明で巨大な腕の輪郭を浮かび上がらせた。
『第三の腕』
もはや自分では制御できない力だが、今ならまだ戦える。
アレイスター「無駄だと思うがね」
フィアンマ「無駄かどうかは問題じゃなかったんだ」
フィアンマ「アレイスター、貴様には一〇〇年たっても分からないだろう」
本当に、助けたいのなら勝敗なんか二の次にしなければおかしかったんだ。
そんなことに気付けなかったなんて。
でも気付けた。あの少年のお陰で。
そんな想いを踏みにじらせるわけにはいかない。
この気持ちは幻想でもない、自分の正義だから──。
──勝敗なぞ誰が見ても明らかだった。
二つの陰が交錯し、隻腕の男が山の斜面から転がり落ちたのだから。
アレイスター「たかが十字教程度で、あの右手や左手を説明しようと考えた事、それが君の失敗だ」
アレイスター「さて、佐天涙子も私を倒そうと準備をしていることだし此方も準備をしなければな」
アレイスター「彼女の能力の発現、成長によってもう計画は最終局面を迎えているのだから」
アレイスター「くく、ローラにも連絡をしなければな」
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