959:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/02/18(金) 06:42:15.33 ID:FuQNAG0mo
帰ってきた。
久しぶりに感じる学園都市の空気、雰囲気。
長らく留守にしていた初春は元気だろうか、置手紙したけどそれでも心配だなぁ
最終下校時刻はとうに過ぎ、時刻はもう深夜である
ガチャリ、と自分の寮の部屋を開ける。
そこには──、自分のベッドで眠る初春飾利
佐天「うえぇ!?うい??何であたしのベッドで寝てんのさ!!」ユサユサ
初春「……うぅ……ん……誰、ですか……?こんな夜中に────って!!」
初春「佐天さんじゃないですか!!何処に行ってたんですか!!心配したんですよ!!」
佐天「あはは、ごめんごめん……。置手紙してったから平気かなーって思ったんだけどー……」
初春「こんな『あたしの能力が必要な人がいるから、行ってくる』だけじゃ心配になるに決まってるでしょう!!」
初春「ホント……心配……グスッ……した、んだから……」
佐天「初春……、ごめん……心配かけて……本当にごめん」
初春「言ったじゃないですか……!能力者でも無能力者でも佐天さんは佐天さんだって!!私の……親友だって……っ!」
初春「相談くらいしてくれたって……グスッ……」
佐天「ごめんね……初春……ごめんね……」
腕の中で泣いている親友に会って、確信した。
あたしは、親友を護りたいから戦えるんだと。
あたしの世界は、初春が居なければ成立しないんだと。
────そして次の日、初春は学園都市に攫われた。
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