過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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111:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/07/04(日) 23:36:35.98 ID:S465CAAo
朝比奈さん、古泉に鏡を。

「ひゃ、ひゃい!」

古泉の顔面を恐れて、朝比奈さんも震えている。
俺だって気持ち悪くて吐きそうなところを我慢しているくらいだからな。

鏡を見た古泉は、しげしげと自分の、潰れた柘榴のような顔面を見つめる。

「なんど、ばあ……。ごれはびどいぼんでしゅ」

流石の俺も、こいつが哀れに思えてきた。
なんでこいつが、こんな目にあわなくちゃならないんだ?
なあ、長門。
古泉の顔面を、元のイケメンに戻してやってくれないか?

「やー」

なんで子リスみたいにほっぺたを膨らます。
可愛いじゃねえかこんちくしょう。
でもな。
考えてみてくれ。
今から俺たちは北校に行かなければならない。
その途中、誰かには必ず見られるだろう。
しかし、今の古泉は、化け物の顔をした男がマイクロビキニを着ているだけだ。
古泉だと気づく奴はいないだろうぜ。

「……それは……面白くない」

だろ? だから治してやってくれ。

「了解。古泉一樹の顔面を修復する」

「おや。ありがとうございます、長門さん。すっかり元通りですよ」

そう言って鏡を見返す古泉の背中には、でかでかと『 古 泉 一 樹 』という刺青が入っていた。
長門、グッジョブだ。


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