過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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26:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/14(月) 23:29:42.55 ID:2H41nCoo
相変わらず殺風景な長門の部屋に上がりこんだ俺は、違和感を感じた。
目の前に座っている、北高の制服を着た長門。
これはいつもの光景だ。
というか変わらなさ過ぎて安心したぐらいだ。

問題は長門の横に座っている奴らだ。
俺より先に、この部屋に人がいた。
それも二人。

一人は男、俺と同じくらいで多分高校生だろう。白いシャツに黒いズボンの制服を着ている。
間の抜けた顔つきだと思ったが、俺だって同じようなものなので、そこについては触れないでおこう。
ウニみたいにつんつんした髪型にツッコミを入れたかったが、そこもモミアゲという点で引き分けなので触れなかった。

もう一人は女の子で、外国人だ。長い銀髪と碧眼で、美少女と言って差し支えないだろう。
背は低く中学生くらいに見えるが、それよりは服装だ。
いわゆる修道女みたいな服を着ている。実際に見たことはないが、確かにそんな感じだ。
俺は後で適切な値段で売ってもらえないかと思い、銀行残高を思い出す。
うん、古泉に売るスクール水着は値段を二倍にしよう、そうしよう。

長門は俺から幼女を受け取ると、別室に寝かせてから俺たちにお茶を出した。

とりあえず飲む。
男子高校生と修道女?も飲む。

視線が痛い。まるでヤバイ奴を見るような目だ。
俺だって好きでメイド服で来たわけじゃないんだ。
愚息はまだいきり立ったままだ。ちくしょう。

「貴方は銃を手放すべき」

ああ、そうか。
長門に言われてやっと気づく。
こんな剣呑なものを、俺はまだ構えていたのか。
それじゃ変人を見る目つきで見られても文句は言えないな。
とりあえず、この二人が何者かは分からないが、長門がいれば問題はないだろう。
俺は拳銃をメイド服のベルトに差した。

で、長門。
この二人はどこのどなたなんだ?


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