過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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268:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/10/02(土) 13:49:48.60 ID:OrjrgQYo
愛と勇気だけが友達。
インデックスさんの顔は、その言葉がよく似合う死に顔だ。

長門が、何やら担いできた。

「墓標の代わりに。ゴミ捨て場に捨ててあった」

ありがたく頂戴し、立て札を地面に突き刺す。

『 ご 自 由 に お 引 き く だ さ い 』

立て札にはそう書かれてあった。
何の為の立て札なのだろう。
とりあえず、文字の下に『朝比奈みくる・インデックス』と書き添える。

長門が、二本の棒のようなものを二人の首の横に置く。

何だ、それ?

「分からない。一緒に捨ててあった」

それは竹でできたノコギリだった。
こんなもの、一体何の役に立つのか。

全員で黙祷する。
もはや、泣き声は聞こえない。
ウニ条も、御坂も、白井も、乗り越えたんだ。
よつばは神妙に手を合わせている。
なかなかいい子だ。
家に来て妹をファックしてもいいが、返り討ちにあいそうなので言葉にはしなかった。

供養が済んだ。

俺たちは次に進まなければならない。

いつまでもそこに居たい気持ちを振り切る。
朝比奈さん、インデックスさんの首ノコギリの刑場を後にし、新川さんの死体へと向かう。
奴……全ての元凶である『佐天涙子』とやらの情報を少しでも得られればいいのだが。
僅かな望みをかけるしかない。


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