過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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29:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/14(月) 23:56:48.09 ID:2H41nCoo
長門は二人に視線を向け、言った。

「知らない人たち。窓から不法侵入してきた」

そうか。俺は再び拳銃を抜き、引き金を引いた。
が、いつの間に近くに寄ったのか、長門が拳銃のシリンダーを押さえていた。
おいおい、長門。これじゃ弾が出ないぞ?

「さっきのは冗談。彼らは客人」

オーケイ、長門。お前の冗談は俺にとっては難しすぎる。
ちゃんとした説明をしてくれるか?

「了解。その前に自己紹介をすべき」

まあ、お互いの名前も知らずに細かい話をするのもおかしいよな。
俺の名は『禁則事項』。皆からはキョン、って呼ばれている。
見てもらったら分かるだろうが、ごく普通の高校生だ。

せっかく俺が自己紹介をしたというのに、二人はまるで怪物を見るような目で俺を見つめる。
何なんだ? そんなに人を信用できないのか? 俺は至って平凡かつ人畜無害な男だというのに。

長門が言う。

「心配ない。彼は良い人。貴方達に危害を加えるような真似はしない。というか私がさせない」

長門の援護が効いたのか、まず修道服を着た美少女が言葉を発した。

「わたしの名前はインデックス。シスターなんだよ」

へえ、本物のシスターさんか。日本語上手だな、おい。
それよりその修道服はいくらで取り引きできるんだろうか?
その辺の細部を決めていきたい。

「俺は……上条、当麻。本当の意味での、平凡な高校生だ」

インデックスさん、その服の値段はいくらでしょう?
ひとまず十万円から始めたいと思うのだが。
何日着ているのか、汗をかいているのかで付加価値が付き、価格を上げる事は可能です。

「え? 俺は無視ですか? というか何だこの人? 変態さんか?」

うるさいウニだ。叩き割って中身喰うぞコラ。


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