過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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327:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2011/01/11(火) 22:55:21.09 ID:2AW6mwiOo
「あっあっ、あああああああああああああああああああああああっ!」

ウニ条が左手で、虚ろな叫び声を上げる御坂の胸倉を掴み、右手を固く握り締める。

「お、お姉、さま……」

白井は茫然自失としていて、それを止める事も出来ない。

『あはははははははははははははははははははっ!』
『やっと分かったんですね御坂さん!』
『あなたは今の私と同じなんですよ!』
『いつも上からじゃないと人を見る事ができない!』
『レベル5って、そういうモノなんですよねぇ!』

好き放題、言いやがる……。

「おかしい」

ん? 長門、何がおかしいんだ?

「何故、『佐天涙子』の声は、こんなにもはっきり聞こえるの?」

何故って、そりゃあ拡声器でも使ってないと無理だろ。

「あの声には、そういう機械特有のノイズ音が全く無い」

じゃあ、どうやって……。
……!

「そう。『佐天涙子』の攻撃は、もう始まっていた」

そうか、そういうことか!
『佐天涙子』は『風』を操り、その『風』に触れた人物の理性を低下させる!
あのフェンスから、俺たちの場所まで、穏やかな『風』を吹かせている!
自分の声を俺たちに届け、俺たちの声を自分の場所まで『風』に運ばせると同時に、
その『特殊能力』の影響を俺たちに与えている!

「そう。あなたは元から影響下にあるし、わたしはそもそもインターフェイス。『能力』の影響は出にくい」
「貴方の妹や小岩井よつばは、幼すぎて『能力』の影響は目立たない」
「『アラカワサン』に至っては、理性そのものが無い」


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