過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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47:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/15(火) 21:25:00.48 ID:jAZ5mHMo
俺の脳裏に、古泉の笑顔が浮かんだ。
こうしちゃいられない!
早くあいつを助けに行かなくては!

この時の俺の中では、古泉は古畑任三郎の顔でしか思い出せなかったが、それはさしたる問題ではない。

あそこから逃げてきてから、既に一時間以上が過ぎている。
こんなことならホットペッパーなんて踊るんじゃなかった、と形だけ激しく後悔してみた。

俺の演技に胸を打たれたのか、ウニとインデックスさんは一緒に来てくれると言ってくれた。
長門は、今日は観たいTV番組があるだの何だのとごねていたが、
俺が白目をむいて宇宙語で頼み込むと、舌打ちしながらも同行してくれる事を約束してくれた。

真の意味での仲間となった俺たち四人は、雄叫びを上げながら部屋を飛び出し、非常階段を駆け下りた。

急げ! 急げ!

管理人室の前を通り過ぎた時、ウニが「人が死んでる!」などと叫んだが、俺は一喝した。

死んでる人間より、生きている人間を助けるほうが先だ!と。

ウニは納得したらしく、俺に続いてマンションの玄関から外に飛び出した。

と、そこに人影が現われた。
いや、俺たちが来る前にそこにいたようだ。

俺は反射的に、メイド服のベルトから拳銃を取り出した。

銃声。

朝比奈さんが、地面に崩れ落ちた。


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