過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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69:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/18(金) 00:51:18.46 ID:AvXG6TQo
警官たちは俺たちに銃を向けながら投降を呼びかけてくる。
この税金泥棒め! 善良な一般市民を相手に、なんて態度だ!
正論を吐いてみても、この状況を何とか打開しないとならない事は変わらない。

おい。ウニ条、お前こいつら全員殴り倒して来いよ。

「無茶言うな! チンピラ相手じゃあるまいし、警官無双なんて出来るわけないだろ!」

ちっ、役立たずめ。
インデックスさん、確か魔術が使えるんですよね? 何とかなりませんか。

「……ごめんなさい。わたしにはそんな魔術は無理なんだよ」

まあ、修道服に免じて許しましょう。
長門よ。お得意の情報操作で、警官どもの頭を破裂させたりできないか?

「無理。今の私の力は思念体によって制限されている。攻撃的な情報操作は、できない」

肝心な時に役に立たないなお前。まあ後で俺に思念体の恥骨を砕かせろよ。
しかし……この状況、もうどうすることも出来ないのか!

「あ、あのキョンくん」

ん? 何ですか朝比奈さん?

「わたしには何も言わないんですか?」

はっはっはっ。朝比奈さんがどうしようもない役立たずなのは常識ですよ。
大人しく泣いたり騒いだり慌てたりしていてください。

何故か朝比奈さんはとても落ち込んだ様子で、地面にのの字を書き始めた。
何だこの人?

銃声が数発。

警官が威嚇射撃をしたらしい。
こいつはヘビーだぜ。

「重力は関係ない」

ウニ条、お前バック・トゥ・ザ・フューチャー好きなのか?
俺もだよ。気が合うな。あれは名作だよな、うん。

また銃声。
心なしか、さっきより警官たちが殺気だってきている。

固唾を呑みながら、バック・トゥ・ザ・フューチャーについて語り合おうとしたその時。

轟音と共に、視界が閃光に包まれた。
とりあえず、「目が〜! 目が〜!」と言ってみる。


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