過去ログ - キョン「お前まさか……ハルヒの事が好きなのか?」
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90:1 ◆pTqMLhEhmY[saga ]
2010/06/26(土) 00:11:54.69 ID:W8/AI7Mo
明るくなった室内は、おおかたは俺の記憶通りの光景だった。
無機質なコンクリートの壁、机や椅子の類はコスプレダンスの邪魔になるので隅の方に片付けられている。

ウニ条と御坂を見ると、地下室にしては高い天井を仰ぎ見ていた。
視線をそちらに向ける。

そこには、人間がぶら下がっていた。

いわゆる亀甲縛りというやつだ。
背骨を逆にしならせる形で、たった一本のロープで吊るされている。
そいつは全裸で、目隠しをされ、ボールギャグで口を塞がれている。
乳首には穴が開けられており、そこからは鎖で『十kg』と書かれた重りが垂らされている。計二十sか。
死んではいないらしく、その証拠にそいつの股間のモノが、腹に付くほど反り返っていて、時々、ぴくぴく動いている。
よく見ると、そのモノには『変態』と書かれてあった。

「……いや、本当になんなんだよこれ」

「……明るい中で見ると、更にシュールよね……」

いや、少しは恥ずかしがらないか御坂よ。

「ユニーク」

「ご、ごうもんなんだよ! こわいんだよ!」

「またおしっこ漏れましたぁ……」

いや、みんな落ち着け。
これで一応は目的達成だ。

全員の目が俺に向けられる。そうだ、俺をもっと見ろ。そして蔑め。

あれが、俺たちが助けようとしていた……古泉一樹だ。


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