過去ログ - らき☆すたSSスレ 〜ひと夏の夢物語〜
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暑い日
[saga]
2010/07/25(日) 14:00:04.18 ID:6Wsshg20
「…でも、お姉ちゃん倒れたの、こなちゃんちの近くで良かったよ。ゆきちゃんもすぐ来てくれたし」
かがみの身体を団扇で扇いでいるつかさがそう言うと、かがみは軽くうなずいた。
「そうね…人気の無いところでって思うとぞっとするわ…こなたが運んでくれたの?」
「いや、わたしじゃ流石に運べないから、お父さんに頼んだよ」
「そう…後でお礼言っとかないとね…変なことしてなかったら」
「いくらお父さんでもそれは無いよ」
こなたは顔の前で手を振りそう言って、その手の人差し指を立てた。
「せいぜい、縞々パンツが見えたくらいだよ」
にこやかにそう言うこなたに、つかさとみゆきが苦笑いを浮かべる。
「縞々…」
かがみはそう呟きながら、穿いていたスカートをまくり上げた。つかさとみゆきは慌てて顔を背け、こなたは唖然とかがみを眺めた。
「たしかに縞々ね…」
「いや、あの、かがみ…」
露出したパンツを眺めながら呟くかがみの肩を、こなたは呆れながら軽く叩いた。
「なに?こなた?」
「かがみがそれは、ちょっとないかと」
そう言いながらスカートを治すこなたを、かがみはボーっとした表情で眺めていた。
「今日は勉強会は無理ですね…」
眠ってしまったかがみを見ながら、みゆきがそう呟いた。
「そうだね…お姉ちゃん、大丈夫かな…」
心配そうにそう言うつかさに、みゆきが微笑みかける。
「容態も安定してますし、大丈夫ですよ」
「そっか、良かった…」
みゆきの言葉に、つかさが安堵のため息をついた。
「…いや、それはいいんだけど…」
そして、かがみの寝ているベッドからこなたの声が聞こえた。
「なんでこんなことに…」
呻くようにいうこなたのお腹には、かがみの頭が乗っていた。
「わたしを枕代わりにするなんて、ひどいなかがみ…ってみゆきさん、今笑ったね」
眉根を寄せたこなたにそう言われ、みゆきは口元を手で隠してそっぽを向いた。
「…いえ…そんなことは…」
「まあいいけど…」
こなたは諦めたようにそう言うと、自分のお腹を枕代わりに寝ているかがみの髪を撫でた。
「暑さでボケてるとはいえ、かがみらしくないなー」
「そうだね…でも」
こなたの呟きにつかさは頷き、少し嬉しそうに微笑んだ。
「こうやってこなちゃんに甘えてるお姉ちゃんも、たまにはいいかなって」
そう言うつかさを、こなたは呆れたような顔で眺めた。
「健康なときなら…ですよ。つかささん」
「え、あ…そ、そうだね…」
そして、みゆきの指摘につかさは恥ずかしそうに身を縮めた。
― おしまい ―
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