過去ログ - アルル「ボクは元の世界に戻りたいんだ」 禁書目録「魔導師……?」
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40:なんかものすごく増幅かけられたんだよ1レス投下 ◆BOdpUfAi3.[sage]
2010/09/05(日) 19:13:25.67 ID:X7G4s7g0
アルル「回復魔法にも、アイスとアイスストームみたいな能力の強弱があるんだよ。
     今のは一番簡単なものだけど、出血が止まらなかったりしたらガイアヒーリングってほうを使うことが多いかも」

魔翌力を結構消費しちゃうからヒーリングばっかりだけどね、とアルルは無邪気に笑った。
固法と黒子はいよいよ信じるしかない。二人の戦闘中、固法の携帯に一通のメールが入っていたことも真偽を明かしている。
初春から、「どれだけ甘く検索かけても、やはりそのような能力は見当たりません」と。

ぽつりと黒子は言葉を漏らした。


黒子「……本当ですのね、貴方の話は」

アルル「信じてくれる?まあ、さすがに信じがたい話ではあるよね」

固法「あなたの能力がその話を証明しているのよ、はいどうぞ」


完全に回復した身体で近くのベンチに腰掛け、アルルにも同様に促す。
固法もジュースを黒子とアルルに一本ずつ渡して、黒子の隣に腰を下ろす。

ここではじめて黒子は学園都市について語った。
ここら周辺は学園都市と呼ばれる大きな街だということから、能力を開発すること、それが一人に一つしか宿らないことまで。
七人の超能力者、自分が大能力者であること、約六割が無能力者であることなども触れておいた。
途中、超能力者の件で黒子がとある一人の少女を語りすぎて暴走して固法に取り押さえられるという事態も発生したが。

書庫には生徒たちとその能力がデータ化されて全て登録されていることを話すと、アルルは不思議そうな顔をした。

アルル「データって…テレビみたいなあれ?」

黒子「テレビもデータといえばデータですわね。機械に0と1で記された暗号や赤・黄・青を読みとらせて、色や文字を表示させるのです。
    情報を詰め込んでいるだけなので、紙のようにかさばることもないためにこれくらいの小さなものにも膨大なデータが収まりますの」

アルル「へえ〜、すごいや」

黒子は自分の携帯電話を見せながら解説する。
常識だと思っていることを言葉で説明することは思いのほか難しいが、ギリギリわかってくれているようだ。


アルル「これはだあれ?」

携帯の待ち受けを指差して、アルルは単純に疑問を持ち尋ねたのだが、

黒子「そう!これが!先ほど語りました御坂美琴お姉様ですの!この麗しき瞳と凛々しき表情ッ!!そしてこのぷるぷるの唇…!!ああん、黒子がきっと頂いてみせましょう!そして願わくは(以下省略)」

黒子はマシンガントークモードに入ってしまい、少し質問したことを後悔した。


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