過去ログ - アルル「ボクは元の世界に戻りたいんだ」 禁書目録「魔導師……?」
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79:sageわすれた・・・ ◆BOdpUfAi3.[sage]
2010/09/12(日) 15:04:08.28 ID:.r/EPB.0
一方その頃。インデックスは一人の少年を探して第七学区をふらふらと歩き回っていた。
そこまでして探す理由は、空腹に耐えきれなくなったからという単純なものだ。

禁書「うう……とうまひどいんだよ用事あるからっていってお昼ご飯だけおいていっておやつを置いてかないとかありえないのに楽しい楽しいティータイムしたいんだよねぇスフィンクス」

にゃあ、と猫は賢く返答するが、その言葉に同意しているわけではなさそうだ。
むしろ不機嫌なのか、インデックスにしっぽをむけて耳を前足でかりかり掻いている。
それも、空腹に耐えかねたインデックスがスフィンクスの魚肉ソーセージを食べたからなのだが。


そんなこんなで上条を求める一人と一匹はみた。
長い耳、丸っこいを通り越してただ丸い体、額には赤い宝石のような石がついている黄色いものを。

十万三千冊もの知識を有するインデックスの頭に数え切れないハテナが浮かぶ。

インデックス「な……なにあれ?生き物……だよね?」

スフィンクスはにゃあと鳴く。
何を言ったのかインデックスにはわからないが、その声に反応して、黄色い生物はくるりとこちらを向いた。

??「ぐうー」

スフィンクス「にゃあ」

??「ぐぐぐっぐーぐぐー、ぐう」

スフィンクス「にゃあ、にゃー」


禁書「…………全然わからないんだよ」

いくらインデックスといえど人間語以外は理解できず、頭の中のハテナはどんどん増えて行くばかりだ。
そこに、その疑問をどうでもいいと言わんばかりに、彼女の空腹感が自己主張を再開しだした。



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