過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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102: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2010/11/09(火) 22:15:25.19 ID:QFVk0n.o
「つっても、ただの噂だからな。樋口製薬・第七薬学研究センターっつったらまだ普通に稼動してる施設だ、
 対立してる研究所かなンかが営業妨害の為にそォいう変な噂を流してるって可能性もある。調べに行くにしても無謀だしな」

「……ま、それもそうね。もうちょっと何か調べようがあれば良いんだけどねー」

言いながら、美琴は椅子の足元に立て掛けていた鞄を拾い上げた。
表面上気にしていない風を装っているが、これは明らかに今すぐ調べに行こうとしている。

「もォ帰るのか?」

「うん。たまには門限に余裕を持って帰らないと寮監に目を付けられちゃうしね。また明日来るから」

「そォか。上条にも言っとく」

「だーかーら、何で突然アイツの名前が出てくるのよ、もう。それじゃあね」

それだけ言うと、美琴はひらひらと手を振りながら病室を出て行ってしまう。
一方通行はそれを見送り、閉じられた扉を眺めながらぼそりと呟いた。

「……ホント、上手くいくのかねェ」





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