過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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22:VIPにかわりましてGEPPERがお送りします[sage saga]
2010/10/24(日) 17:06:57.20 ID:lnwWc/Yo
「じゃあ初春さん、あとはよろしくね。そうそう、お礼は黒蜜堂のゼリー詰め合わせでどうかしら?」

「そんなに良いんですか? 御坂さんってば太っ腹! 白井さんとは大違いですよー。私、頑張っちゃいますね!」

「あはは、仕事に支障が出ない程度にね……。それじゃ、私この後用事あるから帰るわ。黒子のことよろしくー」

「任されましたー。手綱は握っておきますんで、安心して下さい!」

「うーいーはーるー……? さっきから聞こえてますのよ……」

「げっ、白井さん!? もう復活したんですか!? 流石ゴキブリ並みの生命力……」

「うぅぅいぃぃはぁぁるぅぅ!!」

地獄の底から響いてくるような白井の声が轟き、続いて初春の悲鳴が聞こえてきたが、美琴は構わずに第177支部を出て行ってしまう。
ちょっと可哀想かなとも思ったが、よく考えてみればいつものことだったので気にしないことにした。

「んー。色んな所に寄ってったからちょっと遅くなっちゃったかしら。ま、門限まではもう少しあるし大丈夫よね」

美琴は学生鞄の他にもう一つ持っていた、大きな紙袋の重量を確かめるように持ち上げながら呟いた。
実は結構時間的に危ないのだが、見舞い品としていくつか食品を持って来てしまったので少し無理をしてでも病院に行かなければならない。
もうすぐ夏なのでまだまだ空は明るかったが、時計を見るともう随分な時間になってしまっている。
それを確認するなり、美琴は駆け足で病院へと向かって行った。


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