過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
1- 20
836: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/20(水) 21:09:54.12 ID:4F9GmDFbo

「わたくしへの恨みを晴らしたいのでしたら是非!」

「わーっ! 嘘です嘘ですよー!!」

そんな感じで二人は一頻りじゃれ合っていたが、白井が初春を捕まえてお仕置きをしたところでそれも終了する。
流石に白井も本気で彼女に幻想御手を使う気は無かったようだ。

「うう、白井さんの鬼……」

「何か言いました?」

「い、いえ、何も。
 ……ちなみに、業者に連絡してこの曲を公開していたサイトを閉鎖するまでのダウンロード件数は五〇〇〇件を超えてますね」

「げ……。そんなにですの?」

「全員が全員使用したわけではないと思いますが、ダウンロードできなくなってからは金銭で売買する人が増えてるみたいです。
 直接取引だったり振込みだったり……」

「広まるのを完全に止めるのは無理……、ということですわね」

想像以上に悪化している状況に、白井は苦い顔をする。
コンピュータを操りながら解説をしてくれている初春の顔も、険しかった。

「その取引の場所は分かりますの?」

「ちょっと待っててください」

初春が軽くタイピングすると、プリンターから何枚もの紙が吐き出されてきた。
彼女は出てきた紙をクリップで纏めると、それを丸ごと白井に差し出す。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/1072.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice