過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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844: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/20(水) 21:13:50.15 ID:4F9GmDFbo

「……聴くのが嫌なら、風紀委員に届けた方が分かり易いかも」

「そォする。つゥか、どォいう仕組みで曲を使って昏睡状態になンかするンだよ」

「知らない。詳しいことはきっとそっちの人の方が詳しいし」

「そォか」

確かに彼女の言う通りだ。この不良たちは間違いなく当事者なのだから、滝壺よりもこの事件について詳しいに違いない。
どう考えても、普通にこの不良たちを締め上げて情報を吐かせた方が手っ取り早いだろう。

「で、どォしてオマエはそンなに詳しいンだ?」

「それは、」

「滝壺さん!!」

唐突に言葉を遮られて、滝壺は自分の名前を呼んだ誰かの方を振り返る。
つられて見やると、滝壺よりもいくつか年下に見える少女が大慌てでこちらに向かって駆けてきているのが見えた。
すると、それに応じて滝壺がひらひらと手を振る。

「きぬはた。どうしたの?」

「どうしたもこうしたもありません! 超遅かったので私が様子を見に来たんですよ」

「そうなんだ。ありがとう」

「まったく、あれほど路地裏は通らないで下さいと超お願いしたじゃないですか。あなたに戦闘能力は超無いんですから」

「うん。ごめんね」

「……今度からは超気を付けて下さいよ」

「分かった」



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