過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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900: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/29(金) 21:35:52.59 ID:5TmlY6Ogo

「滝壺も確か大能力者だったな。で、もォ一人の陽動は無能力者か。変わった組織だ」

「自分でも超そう思います。まあ仕事さえきちんとこなせれば能力のレベルなんて超関係ありませんが」

「その通りだな」

低能力者(レベル1)の初春が風紀委員で活躍していた姿を思い返しながら、一方通行は同意する。
そしてちょうど二人の会話が途切れた頃、最後の駆動鎧が地面に倒れ伏した。

「さて、これで暫らくは超大丈夫なはずです。それでは早速キャパシティダウンを超破壊しに行きましょう」

「アレか」

「アレもそうですが、東西南北にそれぞれ一ヶ所ずつ、計四か所に配置されているようです。それらを順番に超壊して行きましょう」

「手分けすンのか?」

「はい。私が北と東、あなたが南と西にあるキャパシティダウンを超破壊します。制限時間は十分。できますか?」

「五分で行けるだろ」

「超頼もしいですね。お願いしましたよ」

絹旗は薄く笑いながらそう言うと、軽く手を振ってからあっという間に走り去ってしまった。
……そう言えば、先程は彼女を身体強化系の能力者だと推測したが、それならキャパシティダウンの音をどうやって防いでいるのかの説明がつかない。
耳栓をしているようには見えなかったし、一体何の能力だったのだろうか。

(っと、ンなこと考えてる場合じゃねェな)



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