過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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907: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/04/29(金) 21:39:13.90 ID:5TmlY6Ogo

一方通行が拗ねたようにそっぽを向くと、ふと絹旗が笑った。
偶然彼女のそんな表情を見てしまった彼が意外そうな顔をしていると、絹旗は恥ずかしそうに咳払いしてから口を開く。

「と、とにかく超撤退しましょう。麦野たちももう侵入できたようですし、私たちの仕事は超終了です」

「こンなモンか、拍子抜けだな。その麦野ってのに加勢しに行かなくてイイのか?」

「麦野は余計な水を差されることを超嫌うので、下手なことはしない方が超身の為ですよ。帰りましょう」

「黒幕の顔くらいは見ときてェンだが」

「駄目です!」

ぴしゃりと冷たく言い放った絹旗に、一方通行は思わずびくりとしてしまった。
しかし同時に絹旗も自分の言い方や雰囲気に驚いたのか、慌てて元の調子に戻って取り繕う。

「す、すみません。とにかく、私は麦野の怒りに超触れたくないんですよ。あなただってそんな人の怒りを買うのは超御免でしょう」

「……分かった。それなら仕方ねェな」

一方通行はそれでもまだ少し不満そうだったが、絹旗が本気で嫌がっているようなので諦めてくれたようだ。
そんな彼を見て、絹旗はほっと胸を撫で下ろした。よっぽどその麦野という人が怖いのだろうか。

「で、どっから脱出するンだ?」

「セキュリティは超解除されているので出ようと思えば何処からでも出れるのですが、そうですね……」

ちょうど良い場所を探して絹旗がきょろきょろと周囲を見渡していた、その時。
ガシャン、ガシャンという駆動鎧の足音が聞こえてきた。
一つではない。しかも、そのひとつひとつの足音が今までの駆動鎧が立てていた足音よりも大きい。
どういうコンセプトの駆動鎧かは知らないが、少なくとも先程まで彼らに襲い掛かってきていた駆動鎧よりもサイズが大きいもののようだ。



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