過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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935: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/05(木) 23:48:58.74 ID:W4jEtkTQo

「フォローなのかよ」

「今までの説明だけですとまるでお姉様たちがあなたに悪い影響しか与えていないと誤解されかねないと思いましたので、
 とミサカはお世辞であることを否定しません」

「散々な言われよォだな……。まァ、確かに記憶を失って以来アイツらとばっか一緒に居たからな。無意識に行動を模倣してることは否定しねェよ」

「実際にその通りでしょうしね、とミサカも同意します。最初の方はかなりマイナス思考だったのが、最近はかなりプラスに傾いてきていますし」

「そォか?」

「そうですよ、とミサカは肯定します。昔のあなただったら自分から進んでこんなことをしたりはしなかった筈です」

「……アイツらの能天気が伝染ったか。あンな無鉄砲な馬鹿になったつもりはねェンだが」

「まあ根暗よりは能天気の方が良いのではないですか? とミサカは私的な見解を述べます」

「誰が根暗だ」

「別にあなたを根暗と言ったわけではなくただの例示として挙げただけなのですが、
 そういう反応をするという事は自分にそういう傾向があるという自覚はあるのですね、とミサカは分析しつつ逃走を図ります!」

「待てコラァ!」

一応言い過ぎたという自覚はあったのか、不穏な雰囲気を感じた御坂妹は言うだけ言って全速力で走りだす。
そして、彼女の言いように怒った一方通行が逃亡する彼女の後を追い掛けて行くと、二人はあっという間に見えなくなってしまった。





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