過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2011/05/09(月) 21:39:01.21 ID:Hdk35R4go
「連戦だしな」
しかも、その上で罰掃除を課せられたのだ。彼女が疲れ果てるのも無理はない。
と言うか、本当にその寮監とやらも大目に見てあげれば良いのに。
「そォいや、結局その木山とかいう研究者は目的を達成できたのか?」
「ううん。手段があんまりにもあんまりだったし、直後に暴走してAIMバーストが出現しちゃったからね。それどころじゃなかった」
「じゃあ教え子は昏睡状態のままか」
「可哀想だけど、そういうことね。まあ木山は絶対諦めないって言ってたから大丈夫よ。十数人の教え子の為に2万人弱も巻き込むような人だし」
「……それは安心してイイのか?」
「また変なことしたら私が止めに行くって釘を刺しておいたから、もうこんな馬鹿なことはしないわよ。きっと」
話しながら、彼女は店員の持って来ているティラミスに視線を固定させていた。
一方通行も目の前に置かれたコーヒーにミルクを投入する。
「幻想御手の所為で昏睡状態だった奴らは全員回復したのか?」
「うん、アンインストールプログラムのお陰でちゃんと全員目が覚めたみたい。佐天さんが倒れた時はどうしようかと思ったけどね」
「佐天が?」
「そうなの。あの子やっぱり自分のレベル気にしてたみたいでさ、幻想御手使っちゃったみたい」
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