過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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967: ◆uQ8UYhhD6A[saga]
2011/05/14(土) 20:21:14.93 ID:SfnEmynoo

「そォいや、どォして研究所そのものじゃなくてその周辺の路地裏なンだ?」

「研究所のセキュリティがやばくて中身を見れなかったってのもあるけど、単純にこの周辺で第二位の目撃情報があったからよ」

「第二位の?」

「と言うか、天使的な何かがこの周辺を飛び回ってたって話ね」

「天使……? アレが……まァ確かに天使か……」

「ぶふっ! 笑っちゃうわよね、天使だって天使! でもあれ確かに天使よね。それにしても天使って、天使って……」

よっぽどツボに入ったのか、美琴は必死になって笑いを噛み殺している。
実際に第二位と戦っている時は必死すぎて気にならなかったが、確かにあの羽根は天使に相違ない。
しかし、やっぱり改めて思い出してみると笑いが込み上げてくる。この気持ちは何だろう。

「ま、まあとにかく第二位がうろついてるような場所なら何かあるんじゃないかなってこと! 第二位に直接出くわすのは勘弁だけどね」

「じゃあ危ないンじゃねェか?」

「その時はあれよ、腹蹴って逃げる」

「オマエもか」

かつて、上条も同じようなことを言っていた。
何だかんだ言いながらも美琴と上条がこうして付き合いを続けられているのは、そういう部分で思考回路が似通っているからかもしれない。

「でも最近の目撃情報は無かったから、大丈夫だとは思うけどね」

「だったら情報も残ってねェンじゃねェのか」



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