過去ログ - 上条「だからお前のことも、絶対に助けに行くよ」一方「……」
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◆uQ8UYhhD6A
[saga]
2011/05/14(土) 20:23:05.54 ID:SfnEmynoo
『ではミサカは何と名乗ればよいのでしょう? とミサカは代替案を求めます」
『……妹二号でイイだろ』
『それはあまりにも適当過ぎやしませんか、とミサカは不満を露わにします』
『我儘言うな。製造されてるクローンの数は少ない方がアイツのダメージは少ねェだろ。別に三号あたりでも良いが』
『似たようなものではありませんか、とミサカは溜め息をつきます。しょうがないですね、妹二号で行きましょう』
『頼ンだぞ』
『分かっています、とミサカは即答します』
そして会話の終了を確認した一方通行は、回線を切って彼女の顔から手を離す。
一方、そんな光景をずっと見せられていたにも関わらず蚊帳の外に放置されていた美琴は、もはや茫然としてしまっている。
「……ねえ、アンタたち何してんの? 何それ」
「気にすンな。それよりコイツは御坂妹じゃねェぞ」
「へっ?」
予想外の発言に、美琴は思わず変な声を出してしまう。
すると、ミサカ13577号が一歩前に出てきて美琴に向かってぺこりと頭を下げた。
「初めまして。ミサカは言わば妹二号です、とミサカは自己紹介します」
「に、二号って……。え? え?」
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