過去ログ - 五条「願わくば、もう一度貴女をこの手に抱きたい」
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33:睡眠不足 ◆Uq2i1ARauU[saga]
2011/01/07(金) 04:30:25.52 ID:Mz/9RFEo

ゴーレムが両手で自分を振りかぶる。
重い左足が天に向かって高々と持ち上がり、大きなモーションを取る。
何百キロもあるその体重が全て片足に乗せられ、沈み込んでもゴーレムの体幹は決してぶれない。

巨大なゴーレムの全身の力が両腕に篭められ、掌が地面スレスレまで近づいた。
これは野球のピッチャーのフォームではない。
まるで、砲丸投げだ。






フーケ「オオオオオラァァァァァァァァ!!!!」





砲手の叫び声と共に空へ放り投げられる。

放たれた躯がすさまじい勢いで雨粒を通りぬけ、濡れて張り付いていた前髪を後ろに持っていく。
不明瞭な視界は、それでも竜の巨体を失うこと無く捉えた。




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