過去ログ - 侍「言葉が通じなくとも」
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36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/01/19(水) 01:13:27.39 ID:QXVExn4AO


女聖者『お二人は、どちらからいらしたんですか?』

道すがら、女聖者が少女達に話を振ってきた

少女『私達は遮光から来ました』

女聖者『遮光から…!?』

遮光という地名に、女聖者の声が思わず大きくなる


遮光といえば、西の大陸でも最西端近くの国

大陸を東西に分ける大河に近い添命と遮光では、商人隊ですら行き来をしない

航路を使ったとしても、決して安全とは言えぬ道程だ


女聖者『んっ、失礼』

咳払いをし、間を整える

女聖者『それほどの道程を踏破するとは、あなた方はとても強い心の持ち主なのですね』

女聖者が尊敬の眼差しと、賞賛の言葉を贈る

少女『いえ……確かに苦しくもありましたが、それ以上に大切な出来事が沢山ありましたから』

少しはにかみつつも、誇らしげな少女を、女聖者は優しく見つめ


女聖者『立派な方々。神はあなた方の仲間入りを喜ぶでしょう』


と言った


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