42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2011/01/19(水) 15:50:38.17 ID:QXVExn4AO
コツコツ コツコツ
三つの足音が神殿の中に木霊する
今日は議会はないらしく、神殿内に人気はなかった
少女『装飾品とかは無いんですね』
添命の神殿は、少女の想像と真逆で、絨毯や調度品の類は飾られておらず、随分と簡素なものだった
見かけるのもせいぜい観葉植物、申し訳程度の燭台である
女聖者『私達の使命は民の救済。人々を救い導くのには、最低限の蓄えと志があれば十分ですから』
少女『!』
驚いた
この人は「足る事」を真に理解している
この人と私は同じなのだ
それなのに…
それなのに、不安が拭えないのは何故だろう
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