795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[saga]
2012/01/09(月) 18:31:26.85 ID:jx1P/c5AO
ドタドタドタ……
商人頭「兄ちゃん、そろそろ日が暮れるぜ」ドタドタ
侍「行き先は決まっているのだ。このまま進んでも差し支えないだろう」
日中に比べると夜の砂漠は気温が低い分、体力の消耗が少なく、駱駝の疲労も溜まりにくい
方角に関しては、太陽の位置から割り出さなくても、方位磁針さえ持っていれば済む
これだけ聞くと、無理に猛暑の砂漠を旅する必要はないように思えるのだが
商人頭「駄目だ。夜の砂漠の進行は認められん」
侍「何故だ。確かに夜は冷えるが、日中の進行に比べれば、幾分も楽であろう」
侍はかねてより疑問に思っていた
何故、夜に歩みを進めないのかと
商人頭「……夜の砂漠はあの世と繋がっているんだ。夜明けの先には、絶望しか待っていない」
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