過去ログ - 侍「言葉が通じなくとも」
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827:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟・東北)[saga]
2012/02/06(月) 23:32:30.42 ID:vV1CxalAO
カツーン

カツーン カツーンッ

大きくなる金属音が、対象への接近を知らせる

少女は、曲がり角の手前で一旦歩みを止めた


少女(もし、もしも骸骨さん達じゃなく……悪者だったら……)


何者かが、死者を操って労働力にしている、という可能性がない訳ではない

それに、骸骨達が襲って来ない保証もない

汲めない水が在るぐらいだ。何があってもおかしくない

少女は靴を履き直し、鉱石の欠片を鞄に仕舞うと、闇の中へと足を踏み出した


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