10:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします
2010/11/23(火) 16:09:45.19 ID:QAMcOFU0
黒子「……くっ……」
全身に走った痛みで目をゆっくりと覚ました。
目を開けても、全体的に暗く、何があるのかよく見えない。
黒子「一体……どうしましたの……ここは……!?」
やがて、暗闇に目が慣れてきて、ぼんやりと目の前のものが見えてきたが……。
黒子(何なのですの!?)
目の前に広がった光景にすかさず体を起こす。
木張りの天井……それだけでなく、床も横にある窓も扉も木製。
しかも、扉や窓のガラスは所々で割れていて、それを構成している木材も朽ちているといった感じだった。
天井には照明が付けられていたが、明かりは灯っていなく、むしろ片方が外れて落ちかかっているものもある。
そして、なにより床や天井には木が朽ち果てて、一部が崩れ落ちてしまっていた。
湿っぽい、カビが生えたような不快な臭いが漂っている。
黒子(どこかの廃墟のようですわね……。でも、こんな古臭い木製の建物、学園都市にありましたかしら?)
ゆっくりと立ち上がって、とにかく歩き出す。
そしてゆっくりと周囲を見回した。
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