113: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/15(水) 13:41:12.45 ID:h/r4xgg0
黒子「…………」
身震いが止まらない。
いや、実際にはしていないのだろうが、心の底から震えているのが分かる。
ふと、先程にも似たような感覚に襲われたことを思い出した。
黒子(これは、さっきの少年と出くわしたときと同じ……)
――まずい。
この少女は……分からないけど……とにかくまずい。
黒子自身の第六感が必死に訴えかけていた。
――逃げなければ。
――この場にいては……危険。
頭の中でそんな思いが駆け巡るが、体が一切の命令を受け付けない。
ただ、その場でじっととどまっているだけ。
その時……
黒子(――!!)
ゆっくりと――顔が後ろへと振り向こうとしているのに――気づいた。
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