131: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:50:26.35 ID:UdCUZio0
しばらく進むと、左手に引き戸が見えた。
上には『理科室』とかかれた札が掛かっている。
扉に手をかけるが……開かない。
ただ、ガタガタと小刻みに動くので、鍵があれば開きそうだ。
132: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:51:44.76 ID:UdCUZio0
……ぷぅん……ぶぅん……
133: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:52:32.10 ID:UdCUZio0
黒子「ひっ!?何ですの!!」
思わず立ちすくんでしまう。
折れ曲がった先に――嫌でも目に入った光景を目の当たりにして。
134: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:53:26.65 ID:UdCUZio0
壁には一面の赤。
まるでモダンアートのように、モルタル製の壁に――大きく赤に染められている。
135: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:54:13.35 ID:UdCUZio0
黒子「はぁ……はぁ……」
すべてを吐き戻してもなお、壁に手をつき、下を向いたまま動こうとしない。
136: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:55:04.93 ID:UdCUZio0
階段の所まで戻ってきた。
ふと、左手にある『3-A』の教室に目をやると……扉は開いていた。
黒子(…………)
137: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:55:46.00 ID:UdCUZio0
黒子「わ、わたくしは……白井黒子と申しますわ。そういう貴女は?」
??「私は、篠崎あゆみよ……。貴女もこの校舎に監禁されたの?」
黒子「監禁って……それってどういうことですの?」
138: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/16(木) 15:56:16.44 ID:UdCUZio0
突如、部屋の入口が急に閉められた。
すぐさま、黒子は立ち上がって、扉に手をかけるが――びくとも動かない。
139: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2010/12/16(木) 15:58:38.74 ID:UdCUZio0
本日の投下はここまでです。
次回よりChapter2に入りますが、登場キャラを切り替える予定です。
改めて、見てくださっている方に感謝。
140:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/16(木) 20:09:54.45 ID:BsfKCRgo
B選んだ場合のルートも見たいぜ
怖い物見たさ的な意味で
141:以下、三日目金曜東Rブロック59Aがお送りします[sage]
2010/12/18(土) 07:02:05.44 ID:BgqpdgAO
ナカマキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
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