148: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/19(日) 17:22:17.82 ID:k5.pryY0
黒子「……なんて……こと……」
目の前に広がった――扉が当たった物の正体に、
全身を小刻みに震わせながら、ただ眺めることしかできなかった。
――そこにあったのは、天井の梁に縄をかけ――
……ギシッ……。
――首を吊って……絶命した少女。
……ギ……。
――全身をだらしなく垂らして――
……ギィ……。
――ゆっくりと前後に揺れていた。
――軋む梁の音だけが……その場に響くだけだった。
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