163: ◆IsBQ15PVtg
2010/12/19(日) 17:37:46.23 ID:k5.pryY0
美琴「一体何なのよ、ここは!?」
その骨小片から目を離そうとしたとき……床に文字が刻まれているのが見えた。
この遺体の主が、死に際に書いたものだろうか。
文字の最後のあたりに、指のものらしき骨小片が散らばっている。
美琴(……奥にある新聞紙は……絶対に……見てはならない……。何よこれ……)
ふと、教室の奥のほうを見ると――そこには1枚の新聞紙が落ちていた。
美琴(これのことね。こんないかめしいことを遺言に残すなんて……)
ゆっくりと立ち上がり――そのまま新聞紙が落ちているあたりまで歩き出す。
そして、新聞紙を手に取る。
紙面は全面的に黄ばんいた。
『天神町奉知新聞』という、見たことも聞いたこともない新聞社の新聞。
1002Res/516.01 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。