226: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/07(金) 20:10:43.68 ID:4YCBLzk0
初春「……え?」
呼びかけてきた声は、聞き覚えのある声。
クリーム色のブレザーに喉もとの赤いリボン。
さらにチェックのスカート。
見たことがあるも何も――常盤台中学の制服だ。
そして、何より――その人物は。
初春「御坂さぁん!!うわああああん!!」
美琴「ち、ちょっと!!初春さん!?」
まるで糸の切れた凧のように飛び上がり、美琴に抱きつく初春。
そして、堰を切ったかのように胸元で声を上げてひたすら泣きじゃくる。
そんな初春に美琴は戸惑うばかりだった。
美琴(これは落ち着くまで待つしかないわね)
一体何が初春の身に降りかかって、こうなったのかは分からない。
内心でため息をつきながらも――ひたすら泣きじゃくる初春を、ただ抱きとめていた。
――そんな彼女達の背後の壁には、張り紙が1枚。
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