過去ログ - 黒子「おまじない……?」
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269: ◆IsBQ15PVtg
2011/01/15(土) 23:02:31.84 ID:rBb1SpNz0

 美琴「どうやら、少し前あたりに、ここに飛ばされてきた人がいるみたい」

 初春「ここで待って、その人たちと落ち合うことにしましょうか?」

 美琴「いや、それはどうかな。いくら少し前とはいっても、埃がうっすらとたまっているから……そこそこ時間は経っている感じね。それに……」

 一旦、外側に面した窓に目をやってから、再度口を開く。

 美琴「ここに必ず戻ってくるとは限らないわよ。生きているってことすら怪しい感じよ」

 初春「え……?」

 美琴「わたしも別の教室の中で目を覚ましたのだけど……死体があったわ。ここに飛ばされてきた人のね。初春さんが見た死体と合わせて、すでに2人がここで命を落としているってことになるわね」

 初春「まさか……このメッセージを書いたのはその2人とか?」

 美琴「とは限らないわね。わたしが見た死体は女子高生のものだったわ」

 初春「私が見たのは男のようでした。その人の魂の話し口調から、そう思っただけですけど」

 美琴「まあ、このメッセージを書いた人達は少なくとも3人以上がまとまってここに飛ばされてきたってことになるから、残りは生きているかもしれないけど……」

 話しながら、棒切れを手にして、初春のところまで歩み寄る。
 左足のあたりに副えると、ポケットからハンカチを取り出して、初春のかかとのあたりで棒を結わえ付けた。



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