328: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2011/01/23(日) 03:03:50.03 ID:Mp/H8XRA0
では、"A"のルートで投下いたします。
>>326の通り、床に落ちているのが犠牲者の手記でした。
はるうまENDは回避ということで……
329: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:05:22.21 ID:Mp/H8XRA0
――遺体の左手に握られたメモへと。
美琴「…………」
330: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:06:05.98 ID:Mp/H8XRA0
『水が飲みたい……食料よりも何よりも、
渇きが辛い……
331: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:06:41.15 ID:Mp/H8XRA0
美琴「……本当に……早く出ましょう、こんなとこ……黒子と佐天さんをさっさと探して……」
初春「ええ……」
332: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:07:08.89 ID:Mp/H8XRA0
333:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2011/01/23(日) 03:07:21.92 ID:H6xFHFm7o
こんな時間に投下とは
寝れないじゃないか支援
334: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:07:30.71 ID:Mp/H8XRA0
美琴「ちょっと、また痛み出してきたの?」
初春「ええ……でも、これぐらいまだなんとか……」
力を振り絞って、さらに歩き出そうとするものの……体制を崩して、そのまま床にしゃがみこんでしまった。
335: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:08:14.72 ID:Mp/H8XRA0
美琴「どうやら……正面玄関といったあたりね」
手にしたロウソクの火を、ホールの向かって右手側に向ける。
その先には、今まで見たものよりも大きい木製の引き戸が閉じられているのが見えた。
336: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:09:23.77 ID:Mp/H8XRA0
初春「ひっ……御坂さん、ま、また……」
怯えた様子で初春が指差す先には――
337: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/23(日) 03:10:07.53 ID:Mp/H8XRA0
美琴「一体どれだけ……たくさんの人がここで死んでいるわけ?」
うんざりした様子で、そのまま白骨が散らばった箇所を通り過ぎようとする。
メモなど遺書らしきものはおろか、骨以外何もない様子だった。
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