過去ログ - 黒子「おまじない……?」
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362: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:40:49.97 ID:/N+ZAf3Q0

 黒子「…………」

 目にしたものに、思わず絶句してしまう。
 とはいえ、はっきりとは分からなかったのだが……暗闇になれた目に映るそれに、思わず身をこわばらせた。
以下略



363: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:42:01.51 ID:/N+ZAf3Q0

 黒子「ひ……ひっ!!」

 分かった途端――情けない声を上げて、思わず後ろずさってしまう。
 その時――足元に1枚の手帳が落ちているのを目にした。
以下略



364: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:42:44.30 ID:/N+ZAf3Q0


      『もう限界だ。
 
  どれだけ歩いても、外に出られない。
以下略



365: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:43:13.08 ID:/N+ZAf3Q0


 黒子(この人……歩いて、この樹海を出ようとして……力尽きましたの?)

 手帳を閉じ、そっと置く。
以下略



366: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:43:52.59 ID:/N+ZAf3Q0


 黒子(……どうなって……いますの……)

以下略



367: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:44:32.66 ID:/N+ZAf3Q0

 黒子「……そんな……前へと進んでいたはずでしたのに……」

 目の前にあったものに、黒子の全身から力が抜けていく。
 これまでとてつもない回数の能力使用で、体力の限界をとっくに超えていた。
以下略



368: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:45:03.14 ID:/N+ZAf3Q0

 ――もはや……体を動かす気にはなれなかった。

 黒子(……お姉さま……にもあえない……なんて……)
以下略



369: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:45:30.22 ID:/N+ZAf3Q0
 (暗転の後、背後にゆらめく廃校舎)

  テーレレテテテレテー
 
    Wrong END
以下略



370: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:46:10.27 ID:/N+ZAf3Q0

 >>275 A:初春を教室に残し、板を取りに行くことにする。


 美琴「そういえば……さっき使えそうなものが落ちていたのよ」
以下略



371: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:46:44.00 ID:/N+ZAf3Q0

 初春「…………」

 何も言わずじっと、美琴の出て行った出入口をじっと見ていた。
 やがて――
以下略



372: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/01/28(金) 20:47:17.29 ID:/N+ZAf3Q0

 美琴(これぐらいの大きさなら、あの裂け目を飛び越えられそうね)

 壁に立てかけてあった板を手にすると、すぐさま来た道を引き返す。
 数分もしないうちに、1-Aの入口まで引き返してきたのだが……。
以下略



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