476: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/08(火) 17:45:32.11 ID:ugfH8VI00
美琴「……ホントにシャレにならないわね。気持ち悪いったらありゃしない」
うつむきながら、ため息をつく。
先ほど、ここを通ったときには分からなかった。
廊下の両サイドが陥没した区間を抜けた先の右手に壊れた戸棚が捨て置かれ、その少し先には壊れた机や木材が散らばっていた。
ちょうど影になる位置になっていた上に、暗かったのもあわせて気づけなかったのだろう。
そのまま初春のそばでかがみこむと、手にしたロウソクを脇において、3体の白骨死体をじっと睨み付ける。
初春「……全部男の人のようですね。しかも――」
いずれも男物の、紫の学生服らしき布が散らばっっていた。
白骨死体が群がっているスペースから、足を床に伸ばした状態のまま、ゆっくりと後ずさる。
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