502: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 04:59:43.25 ID:wnfje7u10
初春「――!!」
一瞬、最悪の事態を想像した。
思わず目をつぶってしまう。
音は……何もしない。
恐る恐る目を開けると……
照明器具は――美琴の左手に収まる形で、動きを止めていた。
……バコン……
同時に、かすかにだが、戸の向こう側から何かが倒れる音がした。
そして――
……ゴゴゴ……
……バキ……バキ……
遠くの方から、何かが動く音や、木が割れる音が響く。
――ガコン!!
美琴は左手で持っていた、照明器具をにべもなく床に叩き落す。
そして、小さく息をして――笑顔で初春の方に向き直る。
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