505: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/09(水) 05:01:05.37 ID:wnfje7u10
美琴「初春さん、行くわよ。走るけど、いい?」
初春「私は大丈夫です」
教室のほうを振り返ることなく、美琴は初春の手を引っ張りだした。
初春も足の痛みは少しは治まっていたのか、特に痛がる様子もない。
廊下の分岐点に向けて、全力で駆け出した。
??「……ゆる……ふぁなひ……」
引き戸の奥から出てきた、男の子の形をした青白い"ソレ"は、目の前から走り去る美琴と初春を追い始めた。
が――速度は遅く、見る見るうちに彼女達に引き離され、すぐに見失ってしまっていた。
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