527: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/11(金) 23:03:01.93 ID:xgRPYyhc0
美琴「……直接やったほうがよさそうね」
そのまま引き戸に手を掛け――ゆっくりと開けて、恐る恐る中を覗き込んだ。
中には――霊の姿は無い。
美琴「どっかいちゃったみたい。このままいきましょ」
初春「ええ。でも、気をつけてくださいね」
美琴「そんなの分かってるって」
安堵して、全身の緊張がほぐれる。
大胆に引き戸を全開にして、足早に教室の中に入りこんだ。
レバーが置かれた机が、先ほど見た状態で変わらず、教室の奥にぽつんと置かれている。
その手前の教卓も、そのままの状態だった。
美琴「さっさと済ませてしまって、先に……」
教卓のあるあたりまで差し掛かり、レバーまで少し行けば手の届きそうな所になった――その時。
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