576: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/02/19(土) 21:31:01.89 ID:JkVeA1Oy0
佐天「ひ、ひいいいい!!」
情けない悲鳴を上げながら、掴んだ右腕をすかさず離してしまう。
力なくその場に崩れ落ちて――足をだらしなく床に折り曲げて、しばらく放心してしまっていた。
……ゴロゴロゴロ……
遠くから、雷鳴が響き渡る。
手にした皿は斜めに向けられたままで。
乗せたロウソクは今にも倒れそうな感じになっていた。
さすがにいけないと気づいたのか、皿を床の上に置こうとする。
佐天「何……メモがたくさん……」
置こうとした床にメモが数枚散乱しているのが見えた。
ルーズリーフのようで、所々乱れた文字が書きなぐられていた。
ロウソクを床に置き、メモを手に取った。
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