632: ◆IsBQ15PVtg[sage]
2011/03/02(水) 23:09:17.22 ID:YrqwQY6q0
お待たせいたしました。
Aにて続きを投下いたします。
633: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:10:29.47 ID:YrqwQY6q0
佐天(……誰かな)
振り返り、そのまま階段を下りていった。
634: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:10:59.91 ID:YrqwQY6q0
佐天「初春ぅ〜?」
何気なく頭に思いついた人物の名を大声で呼ぶ。
635: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:11:48.47 ID:YrqwQY6q0
636: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:12:21.68 ID:YrqwQY6q0
佐天「ひっ!?あ……ああ……」
目の前に現れた大男に、走る足は瞬時にして動きを止めた。
みるみるうちに動悸が激しくなり、呼吸が荒くなっていく。
637: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:12:52.70 ID:YrqwQY6q0
638: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:13:27.97 ID:YrqwQY6q0
佐天(さ、殺人鬼!?コイツに頭を殴られて!?)
そして――ゆっくりと振り上げられる鉄槌。
先に付着した血を床に滴らせて。
639: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:14:09.61 ID:YrqwQY6q0
??「ぐおおおおおおおお!!」
まるで獣のような咆哮が大男の口から木霊する。
同時に振り上げられた鉄槌は勢いよく振り下ろされて――
640: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:14:36.67 ID:YrqwQY6q0
??「……グルルルル……」
鉄槌を陥没から抜き、再度大きく振り上げる大男。
そして、すぐさま振り下ろした。
641: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:15:07.99 ID:YrqwQY6q0
佐天(逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ、逃げなきゃ)
非常ベルがけたたましく鳴るかのように――
頭の中でただ逃げろという警鐘が繰り返される。
642: ◆IsBQ15PVtg[saga]
2011/03/02(水) 23:15:34.72 ID:YrqwQY6q0
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