891: ◆IsBQ15PVtg[saga sage]
2011/04/29(金) 23:18:39.13 ID:/lH7RaFJ0
黒子「さて……ここでじっとしていても仕方がありませんの」
あゆみ「だったら……犯人の霊を弔いに行く。心当たりがあるの」
黒子「心当たりとは?そもそも……」
そこで椅子から立ち上がって、あゆみの顔をじっと見つめる。
黒子「あの女の言うことを信じるというわけですの。貴女は先程、あの女の言葉を信じた結果、あんな目に遭ったわけでしょう?」
あゆみ「でも、やってみないことにはとも思うの。思えば、この文化人形であの子達の霊を鎮めようとしたのも、これが犯人の懺悔だと勝手に思ったわけだから」
続いて、あゆみはこれまでに起きた経緯を話した。
保健室でクラスメートが児童霊に囚われたこと。
外で七星に会い、霊を鎮めることで、この空間が維持できなくなるといわれたこと。
探した文化人形は、犯人の懺悔と思える言葉が発せられていたことから、これを霊たちに聞かせようと思ったこと。
いざ保健室まで行って、霊に人形の言葉を聞かせた途端……母親に会いたいと泣きじゃくり、怒らせて……
――クラスメートがあんな殺され方をしてしまったこと……。
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