過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです
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876: ◆I045Kc4ns6[saga]
2011/09/12(月) 01:09:17.40 ID:lCByN6Zf0

言い終わると同時に炎がまるで意思を持っているかのように動き、高校生へ向けて一撃を放った。
が、高校生も負けてはいない。

「邪魔だ!」
以下略



877: ◆I045Kc4ns6[saga]
2011/09/12(月) 01:09:51.60 ID:lCByN6Zf0

「流石にそろそろ止めに入らなければ……」

ぼそり、と独り言を呟く。
最早喧嘩というレベルを超えている。
以下略



878: ◆I045Kc4ns6
2011/09/12(月) 01:10:20.04 ID:lCByN6Zf0

「ルーン……神秘、秘密を指し示す……」

それはとても単調で、とても無機質な聲。
どうやら先ほど目にした、倒れている白い修道服の人が喋っているようだ。
以下略



879:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(岡山県)[sage]
2011/09/12(月) 01:10:44.70 ID:+MIVU8Oe0
イチローさんに叱られるなんて、ここのステイルはついてるな


880: ◆I045Kc4ns6[sage]
2011/09/12(月) 01:10:47.35 ID:lCByN6Zf0

「……ん?」

おかしい、と長髪の男は感じた。
今、ベラベラと自分の魔術の特徴、弱点を喋るこの女を黙らせるべく、踏みつけたはずだ。
以下略



881: ◆I045Kc4ns6
2011/09/12(月) 01:11:26.44 ID:lCByN6Zf0

不意に、全く予想していなかった第三者の声が聞こえた。
喋ったのは奴じゃない。
後方を確認しても、未だ魔女狩りの王の相手をしている。
自然と考えられることはただ一つ。
以下略



882: ◆I045Kc4ns6[sage]
2011/09/12(月) 01:11:57.34 ID:lCByN6Zf0

大きく見開いた目で、ついに第三者の姿を捉えた。
自分とあの高校生の間に突如として現れたこの人物。
身長は自分より小さいものの、この国の基準としては大きい。
何よりも目を引くのが服装。
以下略



883: ◆I045Kc4ns6[saga]
2011/09/12(月) 01:12:47.37 ID:lCByN6Zf0

「……そんなこと、この短時間で出来ものかッッ!!」

先ほど自ら導き出した答えに再びぶつかる。
出来るわけがない。
以下略



884: ◆I045Kc4ns6[sage]
2011/09/12(月) 01:13:58.87 ID:lCByN6Zf0

「あ……あなたは……」

驚きの連続でその場に尻餅をついた高校生に手を差し伸べる。

以下略



885: ◆I045Kc4ns6
2011/09/12(月) 01:14:52.90 ID:lCByN6Zf0

走り出した高校生の背中を見送る。
彼にとっての彼女という存在、また、その逆。
それがどういうものかは分からない。
分からないけれども、今はそのままで良い。
以下略



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