過去ログ - イチローが学園都市にやってくるようです
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975: ◆I045Kc4ns6
2011/10/24(月) 01:34:47.05 ID:r7U9UJjB0

軽く頬を朱に染めながら、「大丈夫」と言いかけたところで黒子の耳元から大音量の叫びが聞こえた。
空気を劈く声とは正しくこういう感じなのだろう。

『白井さんってば何でイチローさんとお話してるんですかー!ずる……じゃなくて!早く現場に行ってくださーい!!』

たまらず黒子はヘッドホンマイクを耳から引き抜き、あからさまに嫌そうな顔をする。

「初春……あとでたっっっぷり始末書を書いてもらいますの……」

「ハハハ!いいコンビじゃないか」

「全く……イチローさんは……」

何かを言いかけて、その言葉を飲み込んで黒子は背中を向け跳ぼうとする。
最早脅威となる人物はいないと思われるが、危険な場所であることに変わりは無い。
イチローは声を掛ける。


「あ、黒子さん。飾利さん」

「……なんですの?」

『はい!はい!はい!なんですか!?なんですかイチローさん!』

「行ってらっしゃい、頑張ってね」

その言葉を聞いて黒子は拍子抜けといった感じでがっくりと肩を落とし、初春はマイク越しでもわかるくらいに狂喜乱舞したという。



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