過去ログ - 佐天「…アイテム?」
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14:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:03:46.42 ID:RxVAfjGZ0
「あ、わかりました」


『あ、そうそう、それとこの電話は持ってきてね、今佐天さんがもってる電話で説明するから』


「はい…じゃ、切りますよ?」
(この携帯で…?)


『うん、いいよ』


佐天は電話を切るために電源ボタンを小刻みに何度も押す。
電話が終了した時、彼女の思考能力は半ば停止していた。



能力、嫉妬、100万、電話、仕事…



見ず知らずの男に言われたさまざまな単語が彼女の頭の中に浮かんでは消える。
ごちゃごちゃにして全く合わないパズルのよう。



(あぁ…お金をもらっちゃった手前、拒否出来なかったけど…どうしよう…行くしかないかな…?)



行くと決めておきながら、やっぱり町田駅に行くかどうか逡巡する。
取りあえず彼女はスカートのファスナーに手を駆けて着替えることに。



ジーッ…っとファスナーを下ろしていくと、ストンとスカートが床に落ちる。
衣類が入っているタンスを開けて、スウェットを履く。


上着も制服から半そでの白いシャツに着替える。


冷房の空気が冷たく当たり、寒い。
冷房の電源を一度切って窓を開ける。


もわっと熱気が部屋に侵入してくる。
しばらくして彼女は窓を閉めて横になった。


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