15:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/14(金) 19:04:39.41 ID:RxVAfjGZ0
警備員の詰所に佐天はいた。
『あら、佐天さん、今日も詰所にきていらしたんですの?』
『すいません、白井さん、お邪魔しまっす!』
『白井さん、佐天さんは今日は暇って言っているので、ここに来ました…』
初春の苦笑した様な顔。
どうやら彼女は佐天を詰所に連れてきたことを後悔しているようだ。
『…もしかして、今日はきちゃだめでしたか?』
彼女はこういう時、決まって苦笑いをする。
(いやぁ…今日は来ちゃまずかったのかな?)
『いえ…別に来るな、とは言ってませんの、ただ…』
『ただ…?』
『いえ、なんでもないですわ、ホラっ、初春!警邏に行きますよ?』
『あ、はい!』
佐天を置いて二人はどこかに消えていく、彼女はそれを追いかけて…風紀委員の詰所のドアを開けていく…。
ガチャリ、
そこには何もない。真っ暗な空間…。
1002Res/828.42 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。