155:投げんな匙 ◆t4xyS9bQ1M[saga]
2011/01/23(日) 03:16:26.79 ID:qjaYsugY0
――アイテムの作戦決行日 佐天の学生寮
結局佐天は熟睡できなかった。
一、二時間寝ると必ず起きてしまった。
夏の暑さと相まって彼女はじっとりと嫌な汗を掻いていた。
(全然寝れなかったよー)
佐天はベッドから身を起こし時計を見る。
時刻は八時を指していた。定時連絡の時間帯だった。
(取り敢えず…義務はやっとかなきゃね)
ベッドの枕の下に大事にしまってある携帯電話を佐天は取り出し、麦野の電話番号に掛ける。
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